シャドーイングは非常に効果が高い学習法ですが、難易度も疲労度も高く多くの人はついていけないために挫折してしまいます。
今回紹介するシャドーイングは少し時間がかかりますが非常に簡単です。
さっそく解説致します。

英語が苦手だけどなんとか頑張って英検2級、TOEIC600突破できる実力をつけたいと考えてる人には必ずお力になれるはずです。
中学英語でシャドーイング
音源付き中学校の英語の教科書1~3年3冊を用意しましょう
これについてはパート1の時に軽く触れましたが、まずはネイティブ音源付きの中学英語のテキストを用意してください。
中学校の教科書1~3年3冊あればいいです。

中学のテキストがない場合の勉強法は次の記事「その3」にて解説してますのでご覧ください。

まずはただ聞き流し15回くらい
いきなりシャドーイングはハードルが高いので、まず聞き流しをすることをお勧めします。
なぜなら何度も聞くだけで頭の中で勝手に英文が再生するようになるからです。
今「そんなバカな・・」って思ったでしょう。
いや、あなたも経験あるはずです。

だって好きなアニメの主題歌だったら歌詞を見なくても歌えますよね?
それって特別な勉強とか努力をしましたか?

いや、そんなことはしてないですよね。
なのになぜあなたは勉強も努力もせず、そんな凄いことができるのですか?
もしかして天才ですか?
(実際に天才の人もいるかもしれませんが)
その答えは繰り返し聞いてるからですよね。

なのでまずは繰り返し聞きましょう。
10~15回くらい聞けば音は覚えられます。
聞き流すときなるべく頭の中ではマネしようという意識はしてくださいね。
15回聞くのもなかなか大変なので、ながら聞きで大丈夫です。
私はよくイヤホンしてウォーキングしながら聞いていました。
(運動して痩せるしリスニングできるし一石二鳥ですが、ながらスマホはダメですよ)

さっそくネイティブをマネして音読しましょう
10~15回くらい聞いたら次はマネをしてみましょう
単にテキストを開いてネイティブの読み上げと全く同じように読めるまで何度も音読を繰り返すだけです。
ですがこれが驚くほど効果があります。
最初はゆっくりでもいいです。
1センテンスごとに一時停止してゆっくりマネしたり、スロー再生でマネしたり、自分のペースでやりましょう。
15回くらい聞いた後であればこらが驚くほど速くマネできます。
頑張って中学英語3冊の英文全てをネイティブの読み上げるスピードになるまで続けましょう。
シャドーイングしてみましょう
スラスラと読めるようになるまで音読出来れば今度はシャドーイングです。

シャドーイングとはネイティブが読み上げる英文を少し遅れて真似して読み上げることです。
英語学習でも特に効果のある訓練方法です。
ぜひやってみましょう。
本当の意味のシャドーイングではもちろん自分が初めて聞く英語に対してそれを行うので非常に難易度が高いのですが、
今回私がお勧めするやり方は すでに10回以上聞いた英文、しかもテキストを見ながらのシャドーイングなので本当のシャドーイングよりとても簡単です。
試しにやってみて下さい。
「え?私って天才?」
と思えるほどシャドーイングできる自分に驚くはずです。

椅子に座る必要はないです
スラスラ読めるようになるのが目的なので、別に椅子に座ってお勉強する必要はないです。
通勤、通学時の電車の中でイヤホンをして誰にも聞こえない極々小さな声でボソボソと。

自転車に乗りながらボソボソと
(これも私はよくやりました。でも運転には注意してくださいね)
車を運転しながら
(私はよくやってましたがお勧めしません)

またはテレビゲームをしながら

これもよくやりました。
実はこれ、意外とはかどるんです。だって覚えることって本当に退屈になってくるじゃないですか。
やるなら耳はは音に集中できる格闘とかアクションゲームがお勧めです。
遊びながらインプットです。(当然ゲーム機の音は消すか、ごく小さい音にして下さいね。)
「お前は勉強をナメてるのか?」って言われそうですけど😅、要はちゃんとインプットさえすればいいのです。
但しこれはあくまで音を覚えてうまく音読するためのトレーニングです。
当然ながらすべてがこれでいい訳ではないですよ☺)
あるいは寝ながらでも。
(でも眠ったらその分やり直しですよ)

とにかくスキマ時間を利用して、アニメの主題歌が浮かぶのと同じくらい、
英文が頭に浮かぶくらいまで聞き、練習しましょう。
必ずシャドーイングができるようになります。
とりあえず20回音読できたらOK!
最終的に本を見ながらでよいのでネイティブのようにスラスラ読めるようになればOKです。

どうしてもネイティブと同じスピードで真似できない場合は
ネイティブ音源をスロー再生するか、
本を見ながら自分のペースで音読20回くらいをゴールに設定するとよいでしょう。
とにかく、本を見ながらにしろ、シャドーイングにしろ中学1~3年の教科書3冊の英文を合計で20回以上を音読してください。
(人によっては10回以内でTOEICスコア400以上、英検準2級取得できることもありますが、覚えの悪い私は20回以上読んで上手くいったのでそれを基準として20回に設定しました。
脳が若い学生さんであれば場合10回以下でも効果がでることは十分考えられます。)

聞き流し リスニング |
シャドーイングまたは音読 | |
中学1年 の教科書 |
10~15回 | 20回 |
中学2年 の教科書 |
10~15回 | 20回 |
中学3年 の教科書 |
10~15回 | 20回 |
20回音読するころにはアニメの主題歌が浮かぶように英文も勝手に浮かぶようになります。
この時点でTOEICにの試験を受けてみましょう。
おそらく350以上は取れるはずです。
英検であれば3級に挑戦してください。
試しに本屋で3級の過去問をざっと見て65パーセント以上は分かるはずです。
「本当?やった~!」
「いやでも本当にそれだけで大丈夫?」

と、今思いましたよね。 一度やってみて確かめて下さい。
たとえそこまで効果がなかったとしても、少なくともそれまでの自分よりはるかに英語が聞けるようになった。
分かるようになったと実感するはずです。
事実私は最初この方法でとりあえず350点、英検3級を突破しました。
社会人になってから英検3級受ける恥ずかしさにも耐えましたよ。
その後私は英検2級取得、600突破して今はTOEIC700以上、英検準1級取得のため再度勉強してます。

そして私と同じく英語が苦手だったうちの嫁さんも私が伝授したこの方法を半年続け、 英検準2級を突破して今年2023年に英検2級も突破しました。
社会人になるとなかなか勉強する時間が取れないですが、 それでも毎日少しでもスキマ時間を使えば英語力は伸びます。 音読は同じことの繰り返しで飽きるし疲れますが、やれば必ず効果はあります。
あきらめずにせめて20回続けてみませんか? 中学の教科書音読だけなのでお金はかからないのでリスクもないし試すだけでも価値はあります。
さて今回の解説は以上となります。
次は中学校の教科書と音源がない人についてのプランを解説いたします。
では次の記事でお会いしましょう。 ありがとうございました。
