AI翻訳機発達で英語学習は無駄になる?

こんにちはZEROです。
最近のAI発達により翻訳機も目まぐるしい進化を遂げてますね。

この調子で進化を続けたら、もしかしたら私たちは英語や他の外国語をマスターする必要はないかな?とさえ思えてきます。

そこで、今回は「AI翻訳機発達で英語学習は無駄になるか」というタイトルで私の視点から解説させて頂きます。

目次

AI発達すれば英語学習は必要なくなる? 

それでも英語は出来る方が圧倒的に有利

というのが私の考えです。
今回はこれについて詳しく説明いたします。
まず、AI翻訳機の弱点から解説します。

会話ではどう頑張ってもタイムラグが発生する

当然ですが、AI翻訳機がどんなに発達しても、母国語を使う人間同士が話し合うようなスムースな会話をすることは不可能です。

なぜならマイクにしろタイピングにしろ画像からの文字認識にしろ、
一旦翻訳機に入力し変換、出力するという過程が必要となるからです。

まずそれが最大の弱点ではないでしょうか。

尤も、AIが人間の脳波から意志を読み取って高速で相手に伝えてくれる装置でも開発されたら話は別ですが、
残念ながら現在はそのような超高性能な翻訳機は世の中には存在しません。

例えばネイティブの人ばかりがいるグループに自分だけ翻訳機持参で会話に参加したとしても、

一人だけ1テンポ遅れて理解するので、当然ながら話題に付いて行けず自ら発言する機会も少なくなります。

そこでネイティブの方々が翻訳機持参の人に対する配慮があれば話は別ですが、
世の中そんなに甘くはないでしょう。

そういう状況ではまず、放っておかれることがオチでしょう。 

文書では問題ない?…本当に?

では文書の場合はどうでしょう。

会話の時よりは即座に返すことは求められないので、日常生活ではほぼ支障がないと言えるかも知れません。

ですがビジネスとなったらどうでしょう。

果たしてAI翻訳に頼った文章で仕事をして契約に結び付けることが出来るでしょうか。
AI翻訳が自分の想い、熱意を明確に伝え、相手に好印象を与える文章を作ってくれるのでしょうか。

よほど精度の高い翻訳ができれば別ですが、文化の違いのある以上翻訳機によって完璧に変換することはまず不可能と言えるでしょう。

そうなると、やはりビジネスにおいては自分で英訳した文章で仕事を進められる人の方が有利と言えます。
では逆に英語ができることのメリット6つを解説します。

英語ができることのメリット6つ

間口が広くなり、視野も広くなる

ビジネスの場合、当然ながら英語が出来れば日本以外の外国に市場を伸ばすことができ、収益に繋がります。

単純に計算しても英語を使用する人口は15億人に対して日本語使用人口は約1億3千万人なので10倍以上となります。

日常生活であれば海外の友達を増やすことができ、より多くの文化、生活に触れ、視野を広げることができます。

資格があれば進学、就職、転職に有利

例えば大学進学であれば、TOIECスコア600以上、英検2級以上の資格があるとそれらを考慮して入試に何点か加算する大学は多いです。

入試の総合点に10点・20点など加点されるので、点数の割合としてはさほど大きくはなくギリギリ合格点に届きそうな時の味方となってくれます。

ですが、ギリギリと言っても実際はどうでしょうか。
英検2級やTOEIC600以上取得者は、すでにある程度英語の実力があるため、入試の英語テスト自体でも当然高得点を取る可能性が高いという事です。そこにさらに加点となると、資格を持っていない人に対して大きくリードすることが予想できます。

就職ではどうでしょう。
大手の企業の中には昇進の条件としてTOEIC700以上等の条件を採用してる所も多いです。
転職にもTOEICや英検等の資格保持者はやはり有利になります。


 

優秀な人と思われる(異性にモテることもある)

最近は日本人でも英語を話せる人が増加傾向にありますが、それでもやはりまだまだ日本人の中では少ないため、実際はそうでなくても英語ができるというだけで「頭がいい」「優秀」と、思われがちです。
他の趣味を持ってる場合(スポーツ、料理等)よりもその傾向があります。ビジネスにおいても、日常生活においても他人に「優秀」と思われることはプラスに働くことは多いです。


海外旅行が楽しくなる

英語ができると海外旅行でその実力が発揮できます。

空港、ホテル、買い物、または道を尋ねる時等、楽しい旅行時に言葉が通じないというストレスを感じることは少なくなるでしょう。


世界最新の情報を得ることが可能

例えばインターネットで調べものをする時日本語圏で検索をかけるのと英語圏で検索をかけるのとではその情報の質と量に圧倒的な差があります。

やはり日本語圏内で調べるだけではその情報がすでに遅れている場合があります。
海外のサイトから情報を入手出来る力があれば日本人の中ではより最新の情報を得ることが可能です。

これについては英語学習してなくてもAI翻訳すれば済むことですが、英語学習の必要性を感じていない人ががわざわざ毎回毎回英語圏で検索して情報収集するというのもなかなか考え難いため、これも英語学習した人のメリットの一つと言えるでしょう。

 

ボケ防止

意外な効果としてボケ防止です。
英語学習者にとってわからない単語に遭遇することは日常茶飯事なので、年齢を重ねても常に新しいこと学習するという姿勢があるため
それが脳機能を衰えさせないためのよい習慣になります。
そして英語を話す時は日本語を話す時と異なる脳の部位が活性化するため、それも脳機能低下防止に良い影響を与えます。

以上、いかがでしたか。
AI翻訳機発達で英語学習は無駄になる?
と「英語ができることのメリット6つ」でした。

私のおすすめの本


最後に私のおすすめの本をご紹介します。
(リンク貼りますのでご興味のある方はアマゾンさんサイトでご確認くださいね。)

英会話・ぜったい・音読 【入門編】—英語の基礎回路を作る本

 英語が苦手だった私が社会人になってから英語学習を始め、この本と出会ったお陰でTOEIC600点、英検2級取得しました。
英語は「勉強」するだけでは使える英語は身につかず、スポーツと同じで「練習」が必要という考えに共感し、この著者の虜になり、この本の通り、音読をメインにトレーニングを行いました。

英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CD BOOK)

 こちらは新版なので和訳もついて学習しやすくなってますが、旧版にあった「なぜ日本人は英語が上達しないのか」についての説明がやや簡略化されています。
英語が苦手だった私はその説明に勇気をもらって学習できた経験があるためそこが簡略化されてない旧版の方が個人的には好みです。(笑)
ですが、こちらの本も英語ができない人が最初に読む本として間違いなく有益な情報が得られます。

以上、いかがでしたか。
では次回また他の記事でお会いしましょう。

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この記事を書いた人

略してZEROです。
 英文は見るのも拒否反応するほど苦手だった私が45歳でTOEIC600台を達成したという経験から

「こんな歳でもここまで出来たのだから、私より若い皆さんであれば、もっと簡単に克服できるはず。」

という考えの元にそのノウハウを公開しています。
 私のサイトを通じて英語が苦手な人に有益な情報をお届け出来れば嬉しいです。
ちなみにうちの嫁さんも英語が苦手でしたが私の教えたこのやり方で英検2級突破しました。
どうぞいろいろ見て行って下さいね。

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